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特別寄稿 林家木久扇さん

令和2年6月29日

プロフィール
 1937年生まれ。落語家。旧名は林家木久蔵。
 「いや~ん・ばか~ん」の作詞・作曲・歌でレコードを 出しヒットとなる。
鎌倉にて漫画家研究生を4年間し、 木久蔵流まんがを習得。 
昭和57年全国ラーメン党を結成。会長となる。 
昭和58年銀座で初個展「林家木久蔵美人画展」を行う。 
平成12年より北海道ニセコ町観光大使を努めている。 テレビ「笑点」をはじめ、映画、CM、出版等 多数活躍。 
林家木久扇さんの公式HPはこちら

「眞打」のこと

落語家の大きな修業の道標に“眞打”になるということがあります。

入門して後、見習い、前座、二ツ目と位がすすみ、席亭や理事会で認められて眞打に昇進すれば師匠と呼ばれるようるようになり弟子もとれる。入門者のあこがれの地位です。

昔の寄席はまだ電化されていませんでしたから、高座の照明は太いローソクでした。燭台に立てられたローソクの灯が、しゃべっている噺家の左右にあり、しぐさや表情を映えさせていたのです。

その日の芝居の最后をかざる人を主任(トリ)と呼びます。芸風も人格も申し分のない長老がお客様を満足させ、そして高座が済んでお客を送り出して、主任の師匠はハサミでローソクの芯を切り照明を消します。

この作業を“芯打ち”と言い、そこから主任(トリ)がとれる程立派な腕を持った噺家のことを“眞打”と呼ぶようになったと先輩の古老に教えてもらいました。
“眞打”、何とひびきの良い言葉でしょう。

私は幸せなことに二ツ目時代から、テレビ「笑点」のレギュラーでした。眞打昇進の口上をテレビを通じて全国に披露することが出来たのです。口上は林家三平、桂文治、私の師林家正蔵と故人になられた師匠方がのべて下さり、晴れがましくて幸せでした。

寄席の披露興行の時に小学校時代の友人がお祝いにかけつけて呉れました。うれしかったのですが彼の祝の言葉に楽屋にいた仲間が大笑いしました。

「キクちゃんマウチになっておめでとう!」だとさ。

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